肩こり


肩こりは腰痛とともに日本人のNO.1、NO.2の症状にいつもあげられているが、その原因にはいくつかがあげられます。
まず、人間の正常な首は前彎というカーブを形成していて、可動性にすぐれ、筋肉の緊張が起こりにくい構造をしていますが、日本人の多くにはまっすぐな首(ストレートネック)がとても多く、肩こり体型の人種といわれています。

同時にいつも丸まった姿勢や背中の曲がった姿勢、猫背などの姿勢を長期にわたり続けていると、だんだん背中から肩、首にかけての僧帽筋や肩甲挙筋、また胸鎖乳突筋などの筋肉が頭部を支えるために緊張します。この緊張性による筋肉の硬縮を肩のコリと感じる事が多いのです。




また、事務仕事やパソコン業務、車の運転などで長期にわたり、背中や首を丸めていたり、姿勢の悪さがもとで常に筋肉の緊張を強めていたり、バランスが崩れていると、次第に背骨をゆがめてしまったり、首の骨がズレてしまったりします。

これが関節の可動性を減少させ、なかなか治らない慢性の肩こりへと変貌していくのです。また、肩こりには高血圧やストレス、更年期障害などが原因となっていることもあります。



頭痛


パターン1「緊張性頭痛」


頭痛にはいくつかの原因が考えられるが一番多く見られるのは緊張型頭痛です。
精神的なストレスや背骨が捻じれたり、歪んでしまう身体的な負担これが原因となり肩から首への筋肉が硬縮し、後頭下神経や椎骨動脈などが圧迫され、神経異常や血液が脳に送られにくくなり痛みを発症してしまうタイプの頭痛です。また、頭痛の多くには第一頚椎のズレや、頚部の関節の可動性が失われている場合が非常に多くみられます。
こういうケースの場合は、頭部の筋肉、頭部の深部筋などが 緊張していることが考えられます。



対処法について

ボディバランスケアセンターでは後頭下筋群を緩めたり第一頚椎、第二頚椎などの調整によりこれらの頭痛にとても高い改善を生み出しております。


パターン2「急性型頭痛」


頭痛の中にはごくまれではありますが、くも膜下出血などによる血管障害から頭痛を発症するケースがあります。
突然今までに体験したことのないようなバットで殴られたような激しい頭痛を感じる症状があります。
時には頭をかかえて頭痛を訴えたあとに激しく嘔吐したり、意識を失ったりすることもあります。


対処法について

病院での早期な精密検査をおすすめします。


パターン3「偏頭痛」


男性より女性に多く、女性では月経前に生じやすいという特徴があります。
周期的に生じる片側性の頭痛でズキンズキンと脈を打つように拍動する痛みが特徴です。
このことから血管性頭痛とも呼ばれています。

片頭痛は遺伝傾向が強く、80~90%に家族歴が認められます。 頭痛発作の前日ないし数日前に、気分の変化、口が渇く
飢餓感、あくび、眠気などの症状が出現します。
片頭痛患者では神経細胞(とくに脳幹部)の興奮性に異常があり、興奮が広がった時期にその代謝を支えるために血管が拡張し、逆に抑制が広がった時期に血管が収縮するからではないかとの説が有力です。
正確なメカニズムはまだ不明ですが最近の研究ではセロトニンやチラミンという物質が、頭痛発生に深くかかわっていることが判明しております。


対処法について

あまり興奮が長続きする行動や、血管が拡張しやすい飲酒・喫煙は控えめにされたほうがいいと思います。そして、セロトニン物質はワインやチョコレートにも含まれていることから、これらも控えられることをおすすめします。

首の痛み


基本的には肩こりの状態が首で起こっていると考えられます。この場合も、人間の頭(ボーリングの球によく例えられる)を支えている首周辺の筋肉が悪い姿勢やストレスなどから緊張、硬縮し、本来の首の関節の可動性を失ってしまい、これが首の痛みの原因となり発症している場合が多くみられます。
また睡眠中に痛んだり、激痛を感じたり、腕にかけての痛み、しびれをともなう場合は、頚椎ヘルニアや骨棘などが原因となっている事もあるので注意が必要です。


パターン1「寝ちがい」

急性斜頚ともいわれ、首周辺の筋肉が硬縮していたり、首本来の可動性が失われていたときに何かの動きの中でその筋肉や関節を損傷してしまい、強い痛みをともないます。時にはこの痛みが背中から腕のシビレまで感じることもあります。


対処法について

この症状による痛みの原因は、関節部の炎症や筋肉の疼痛が原因です。
ボディバランスケアセンターでは筋肉を緩めたり、トラクションやストレッチを用い筋肉の柔軟性、また血流の促進をはかり改善にむすびつけます。


パターン2「頚椎椎間板ヘルニア」


理論的、構造的には腰椎の椎間板ヘルニアと同じ事が頚椎で発症しています。原因としては猫背や背中の曲がった状態で長期にわたってしていることや下をうつむいた状態で労働している人に多いといわれています。
頚椎の椎間板ヘルニアは第5頚椎と第6頚椎の間に多く発症し、症状は首の痛みだけではなく、肩から肩甲骨周辺上腕部から指先にまで痛みやシビレが起こります。


関連項目:腰椎椎間板ヘルニア

対処法について

ボディバランスケアセンターではマッケンジーセラピーを用い、飛び出している椎間板を少しずつ元の位置に戻す施術を行っております。
手術をして切り取るなどの対処をするよりも術後経過は極めて順調で再発の可能性も少なくなります。


パターン3「頚椎捻挫(むちうち症)」


腰におこったぎっくり腰のような腰椎捻挫が頚椎部におこったことと同じです。
交通事故などによる外部からの強い衝撃、またはスポーツなどでの他の選手との接触などにより、重い頭が前後左右に揺れるのを頚部の様々な筋肉が支えようとするあまり、損傷を起こしてしまったり大きな可動に首の関節部が持ちこたえられなくなり各頚椎椎骨の靭帯、深部筋肉などの損傷がおこったことを指します。


関連項目:腰椎捻挫

対処法について

痛みの強い場合はまずはアイシングして冷却することです。
頭痛などを伴うひどい症状がある場合はサービカルカラーのようなもので首の可動性を抑える事も必要になりますが、最終的には頚椎を安定させられるように頚部の筋肉の強化などが必要となってきます。
また捻挫を起こしてしまうと他の関節部の可動減少につながりますから、専門家に頚部の関節の調整をしてもらうことは大事なことです。
まっすぐした歩行ができない程のふらつきや、めまいなどを引き起こす場合は脳脊髄液減少症の疑いもあるので病院での診断が必要でしょう。


パターン4「脳脊髄液減少症」


脳脊髄液が脳脊髄液腔から漏れ出す事で減少し、障害を起こす病気でメカニズムは詳しくわかっていません。

頚椎捻挫(ムチウチ症)になる原因とよく似ているが、交通事故やスキーの転倒などによる激しい衝撃を受けた後、長期間たっても頭痛、首痛、めまい、立ちくらみ、集中力低下、ふらつき、疲れやすいなどの症状が続きます。
上肢や下肢に痛みしびれを感じる事もあり、歩行困難を訴える場合もあります。

※カイロプラクティックでの対処としては頚椎(特にC1,C2)の調整が重要になってきます。

目の疲れ(眼精疲労) 充血

物を見るにはまぶたをあけ、目を動かさなければいけませんが、肩こりや首の痛みを感じるような緊張性の筋肉の硬縮があると、同時にそれらの筋肉まで緊張し疲れやすくなってしまいます。この状態が目への正常な神経伝達を阻害したり、血行不良を起こし、目周辺の筋肉に疲労感を感じるようになったり、充血しやすい症状をつくってしまうのです。
また眼精疲労には血圧の異状やストレスが原因になっている事もあります。


対処法について

眼球を様々な方向に動かすような行動が眼精疲労には効果的と言われております。
しかし、多くのケースで上部頚椎のずれが原因となっている人が多くみられます。
これらを調整することによりかなりの改善が期待されます。

めまい、ふらつき


めまい、ふらつき、吐き気などが起こる症状には『メニエール病』や『良性発作性頭位めまい症』また首などがずれることにより引き起こされる『頚椎椎間関節症によるめまい』また『血管狭窄症』などによる注意しなければいけないめまいなど様々あります。


パターン1「メニエール病」


メニエール病は内耳の内リンパ液が過剰になることにより炎症を起こしたり、水ぶくれになる状態であり、内リンパ水腫とも言われます。
メニエール症状は時間帯や体勢に関係なく何時なんどきめまいが起こるかわからないとても やっかいな症状です。
真面目で几帳面な性格な人も多く、過労、ストレス、睡眠障害が原因になることもあります。


対処法について

病院などの投薬でもなかなか改善しにくい症状の一つですが、カイロプラクティックでは、  早期に改善されるとも臨床的に多く見られます。
また、今注目されているのが「水分摂取療法」です。
薬は飲まず、水を一日に約一・五リットル飲む治療法です。「水を飲むことで、内耳の血流の  循環が良くなり、蝸牛の機能が改善する。メニエール病を引き起こすと考えられる抗利尿ホルモンの分泌も抑えられるので、めまいも聴力も改善する」。
女性は1.5~2リットル、男性は2~2.5リットルの水を毎日飲む。
薬は基本的に使わず、めまいや耳鳴りなどが起きたときの対処法として用いる。ただし、事前に  心臓や腎臓などに問題がないことを確認する必要があります。


パターン2「良性発作性頭位めまい症」


女性のめまい患者の半数近くを占めるめまいの中で最も多い病気が「良性発作性頭位めまい症」です。人間は耳の中にある三半規管と耳石器(じせきき)と呼ばれる2つの器官で平衡感覚を保っています。三半規管が頭の回転方向を感じ取るのに対し、耳石器は体がどの方向に移動しているのか感知しています。耳石器には0.03mmほどの耳石(じせき)と呼ばれる小さな石が約1万個はりついています。しかし、その一部が固まりとなって剥がれてしまい三半規管の中に入り刺激することでめまいを感じます。


対処法について

【エプレ法】
三半規管から耳石が外に出る方向に向かって姿勢を変えていくことで耳石を元の位置に戻すものです。戻った耳石は約5分で耳石器にくっつくそうです。


予防法について

耳石の主な成分はカルシウム。カルシウム不足になると耳石が剥がれやすくなるため牛乳や小魚を食べると予防に繋がります。


パターン3「前庭神経炎」


片側内耳の前庭器官の障害により急に激しい回転性のめまいが起こり、一週間ほど続く。
吐き気・嘔吐・冷や汗を伴うが難聴や耳鳴りなどの聴覚異常は伴わないのが特徴です。
原因は不明。
ただ風邪などによるウイルス感染などが原因とも言われ、時に症状がダラダラと尾を引く事があります。


パターン4「突発性起立性低血圧症」

起立性低血圧を起こす事を言います。
起立性低血圧とは、横になったり座った体勢の状態から急に身体を起こしたり、立ち上がった際に血圧が下がり立ちくらみ・めまい・失神などが現れるものを言います。
低血圧などの要因の一つと考えられなくは無いが、精神的な状態もその要因ともなりえる。


パターン5「頚椎椎間関節症によるめまい」


首を回したり傾けたりした時に第一頚椎は様々な方向に動きますが、逆にこの第一頚椎がずれてしまい元に戻らなくなってしまった状況により首周辺の筋肉が硬縮しやすくなり、これらが神経を阻害することから耳鼻咽喉に異常をきたすことがあります。
もう一つ、めまいも考えられ習慣的にめまいがよく起こる人はこれらの原因が考えられます。


対処法について

後頭骨や第一頚椎第二頚椎の調整がとても効果的です。


パターン6「注意するめまい」

ごくまれではありますが、高血圧の人や高齢者は血管狭窄による
めまい、ふらつき、かすみ目、吐き気、等を引き起こすことがあります。
主に椎骨、脳底、総頚動脈等の狭窄が原因であり、ときには手術も必要になってきます。
長期にわたりめまいが続いたり、休みなく頻繁に起こる頭痛は要注意かもしれません。


対処法について

病院での早期な精密検査をおすすめします。

耳鳴り


耳鳴りには様々な症状がありますが、原因はまだ不明です。耳の内耳に異状があるという説もありますが、カイロプラクティックでは第一頚椎のズレによる症状だと考えられている事が多いのです。
また、耳鳴りは難聴とともに出現する事が多いといわれていますが、ストレスなどもその原因の一つになるといわれています。


対処法について

頚椎の歪みや顎関節の歪みは耳鳴りの原因になるとも言われております。
ボディバランスケアセンターではあご周辺の筋肉を緩め、頚椎調整をします。

顎関節症


顎関節の部分には関節円板というクッションがあり、これが何かのきっかけでひっかかったりズレてしまい、こすれて炎症がおき痛みをともなう状態をいいます。口の開け閉めなどでカクンという音や痛みを発したり、また指2本分口が開かなくなった状態が起こります。原因にはいくつかありストレスでの歯ぎしりや、歯のかみ合わせによる問題とも考えられています。


また、大きな要因の一つとして身体の歪み、首のズレがあげられ、これらが顎関節周辺の筋肉、外翼状筋や咬筋などへのアンバランスを引き起こし、症状をともなっているとも考えられているのです。
カイロプラクティックでは、顎関節のことをTMJと呼び、最も重要な関節と考えられており、この症状は顎の痛みだけではなく、頭痛や耳鳴り時には手足のシビレ、めまい、鼻やのどの違和感などをうったえることもあります。
まず第一に背骨の歪みや筋肉のアンバランスを整える事が重要なのです。


対処法について

あご周辺の筋肉(咬筋、側頭筋、外側翼状筋、内側翼状筋)の左右のバランス調整また顎関節の調整、背中から首にかけての脊柱の歪みの調整、これらによりかなりの改善がみられます。

腰痛


腰痛が起こる原因としては
「姿勢や歩き方の悪さ」
「労働や運動による腰への負担」 が多くあげられますが、
その他に
「ストレスや血流の悪さ」
「老化」
「内臓の異状」 なども考えられます。


◎ 主に腰の痛みを強く感じる症状


パターン1「ぎっくり腰」


魔女の一撃ともいわれ、急に腰の強い痛みを感じる事から急性腰痛症の総称ともよばれます。
腰を少し曲げても痛み、寝返りがうてなかったり、立ち上がれないほど強い痛みを感じることもあります。
その正体の多くは、腰・骨盤の捻挫だと考えられ、関節を構成する靭帯や筋肉が損傷したことで発症します。
足首などの捻挫が腰や骨盤で発生したと考えてもらえればいいでしょう。
急性腰痛症には腰椎椎間板ヘルニアや脊椎分離などが原因となる事もあります。


パターン2「腰椎捻挫・骨盤捻挫」



長年の姿勢の悪さや労働やスポーツなどにより、その関節部に負担が加わり、腰椎や骨盤などを構成する関節包や靭帯(腸腰靭帯や仙腸靭帯)または、筋肉などが損傷する事で発症する足首の捻挫と同様です。
ちなみに首で捻挫が起これば、頚椎捻挫(むちうち症)といいます。
急性的にはギックリ腰のような強い痛みを発し、寝返りをうてないほど強く痛むこともあります。
慢性的な捻挫の場合は常に重い、鈍痛を感じることが多く朝顔を洗う動作で痛んだり、ソックスをはこうと腰を曲げる動作をしたときに痛むことが多いのです。
長時間車の運転をしていたり、椅子に座った状態から立ち上がるようなときに少し痛みを引き起こすこともあります。
しかし、動き出すと少し痛みが減少したりして「治った」と勘違いをおこす事もあり、これが腰の痛みをあきらめてしまう典型的な慢性腰痛症を作り出してしまうのです。


対処法について

急性の場合は、何よりもすぐ楽な姿勢で安静をとることです。
そして患部をしっかりと冷やすアイシングが必要です。
また、捻挫が悪化しないために骨盤ベルトやコルセットのようなもので固定し、関節が広がらないように圧迫してやる事も大切です。


治療法について

一般的に炎症は2日~1週間ほど続き、その間痛みをともないやすくなります。
特に朝一の痛みが強いのが特徴です。
とにかくアイシングを続け、痛みが少し軽減してきたところで、骨盤や腰椎に負担を与えている各部位の筋肉を弛緩させるため、マッサージや超音波を用い、患部をゆるめます。
その後に少しずつ全体のバランスを整えていく事が重要です。


パターン3「脊髄分離症」


成長期やスポーツ青少年に好発しやすい症状の一つです。
腰の骨は一つ一つの骨がブロックのように積み重なってできています。
この椎骨は前部の椎体部と後部の椎弓部とに分ける事が出来ますがこの椎弓部の最も弱い部分が疲労骨折をし、椎体部と分離をしてしまうことから生じるのです。
原因はスポーツや労働などの過度な負担が考えられ特に腰の回旋運動や伸展動作で引き起こす事が多いといわれています。
この症状の発症は、幼年期に引き起こされやすいといわれていますが発見が遅れそのまま放置されているケースが少なくありません。腰の痛みのほか、前方にずれた椎骨が脊髄や神経を圧迫し坐骨神経痛がおこることもあります。
このように分離症に加え椎骨が前方にすべっている状態を、腰椎分離すべり症といいます。


対処法について

骨盤部や腰椎部などのベルトでの固定、また姿勢の悪化の改善、暴飲暴食は避け腰椎や骨盤を形成している筋肉の緊張を緩め、体幹のバランスを整えることなどです。
ボディバランスケアセンターでは骨盤の歪みの原因となる股関節の可動域の調整や下肢の筋肉のバランス調整により分離している腰椎が大きなずれを生み出さないように安定化させる施術を行っております。


パターン4「腰椎すべり症」


腰椎すべり症には分離すべり症と変性すべり症の異なる病変を持つ二つのすべり症状があります。
中高年期層、特に女性に多くみられ全部で5つある腰の骨のうち第4腰椎や第5腰椎に起こりやすく過度な肥満や背筋腹筋などの筋力低下、悪い姿勢や無理な動作が原因で起こる事もあります。


椎骨が前方にずれることにより、重いものをもったり腰をそらすと強い痛みが発症します。
分離すべり症は分離症とすべり症が、合併しており神経根を圧迫されるケースもあり、椎間板ヘルニアと同じような坐骨神経障害が発症するケースも少なくありません。
変性すべり症は馬尾神経を圧迫されるケースが多くこれも同様に臀部から下肢への疼痛、時には間欠性跛行や膀胱直腸障害などを引き起こすこともこの病状の特徴です。


対処法について

骨盤部や腰椎部などのベルトでの固定、また姿勢の悪化の改善、暴飲暴食は避け腰椎や骨盤を形成している筋肉の緊張を緩め、体幹のバランスを整えることなどです。
ボディバランスケアセンターでは前方に滑っている脊椎にトラクションテクニックを用い、後方へ戻す治療法で効果をあげております。

椎間板ヘルニア


パターン1「腰椎椎間板ヘルニア」



椎間板障害には椎間板ヘルニアと椎間板、微少損傷があります。
椎間板ヘルニアは椎骨と椎骨の間に存在する椎間板という軟骨の中心部に存在する髄核が飛び出し、脊髄や神経根などを圧迫し、それにより腰の痛みだけではなく、坐骨神経ラインへの痛み、シビレを引き起こす症状をいいます。
一般的には、朝一での痛みや排便時のいきみ、また鼻水をすすったような状態で痛みが強くなるといわれていますが、長時間立ち続けていたり椅子や車に腰かけている状態でもその症状は発症しやすく、時には寝返りをした時などに股関節部から足にかけての強い痛みを発症する事も多いといわれています。


原因はいくつか考えられますが、その多くは長期での腰を曲げた姿勢や腰に負担のかかる労働、またスポーツなどでの回旋運動などによる腰への激しい負担で生じる事が多いのです。また椎間板ヘルニアは脊椎すべり症などとも合併しやすい症状といわれています。
この症状の対処法に関しては、年齢層や体格また、神経根への圧迫度の違いにより大きく異なる為、一概には言えないので、専門的知識をもった治療家の診断を仰ぐ事をおすすめします。
主に腰椎での椎間板ヘルニアは第4腰椎と第5腰椎の間に発症しやすいといわれています。


対処法について

ボディバランスケアセンターではマッケンジーセラピーを用い、飛び出している椎間板を少しずつ元の位置に戻す施術を行っております。
手術をして切り取るなどの対処をするよりも術後経過は極めて順調で再発の可能性も少なくなります。


パターン2「脊柱管狭窄症」


人間の背骨は連なって出来ており、その椎骨の椎体後部には椎孔という穴が平列に並んでいて、これを脊柱管とよびます。
この脊柱管には脊髄が通っており、脳からの伝達を各組織に伝えていますが、この椎孔が何かの原因により変形をし、狭窄することにより脊髄を圧迫してしまった状態を
脊柱管狭窄症といいます。

高齢の男性に多く見られる症状で、ほとんどの場合老化により発症するといわれています。
症状の多くはあまり腰痛を感じる事がなく、両足の痛み、しびれを感じる事が多いのが特徴です。
足裏やふくらはぎが熱くなったり、少し歩くと足に痛みや足裏がじりじりとしびれ、歩行が困難になったりすることが多く、一般的には前かがみの姿勢をとると、脊柱管が広がり、症状が楽になるが
根本的な改善にはなりません。


パターン3「梨状筋症候群」


梨状筋は仙骨と大腿上部を結ぶ筋肉であり、股関節の動きにとても重要な筋肉ですが、この梨状筋の中を坐骨神経が通過しています。
外部からの強い衝撃、スポーツや労働などの過激な負担により、この梨状筋が硬縮したような状況で坐骨神経を圧迫し、臀部から足にかけての椎間板ヘルニアと同じような症状を引き起こすことが多いといわれています。


対処法について

とにかく梨状筋を緩めることが先決です。
その為には股関節の可動調整や体幹の左右のバランス調整なども必要になってきます。

脚(足)のシビレ


むずむず脚症候群



症状について

寝る前、長時間じっとしていると脚にむずむずな不快感(ピリピリ、ホテリ、かゆい、痛い)がでます。


原因について

脳内の神経伝達物質「ドパミン」の機能障害や鉄欠乏が関係していると思われます。
鉄分が不足すると「ドパミン」がうまく働かないからです。
二次性腎不全(特に透析中)鉄欠乏性貧血、妊娠、
糖尿病パーキンソン、リウマチ 
※しかし、はっきりした原因解明はしていません。


予防法について

  • 鉄補給
  • 要因となる薬の中止
  • 刺激物の制限(酒、タバコ、カフェイン)
  • お風呂にゆっくり入る
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • カイロプラクティックなどによる頚椎の調整

坐骨神経痛

坐骨神経ラインに痛み、しびれがくる症状を総称してよびます。
原因は、椎間板ヘルニアなどによる圧迫や老化によるものなどが考えられます。

骨盤の歪み


体の中心部にあり、上肢の体重や足からの衝撃を受けやすい骨盤がゆがむことはたやすいことなのです。
特に生理や出産によるホルモンの影響から関節がゆるくなる女性は特にゆがみやすい部分です。
また過度なスポーツや足を組んで腰を曲げたりという姿勢を長期にわたりとり続けている人の骨盤はほとんどが、ゆがんでいるといっても過言ではないでしょう。
骨盤は脊柱の基底部であり、また股関節の動きを支持しています。


骨盤の歪みは上肢の腰痛や背中の痛み、首の痛み、肩こり、頭痛などの引き金になると共に、股関節や膝関節、足までの痛みにまで広く及ぶのです。


対処法について

まず骨盤周辺の筋肉のバランスを整えることが、最重要です。
そして、その筋肉のバランスを再び悪くしないためにも、正しい姿勢や正しい歩行を心がけることです。
女性などの骨盤の歪みには、骨盤ベルトのようなもので安定することが必要な場合が多く、またすべての状況に対し、骨盤を安定させる筋肉の強化が必要となってきます。

股関節痛


股関節はちょうど身体の中心部にあり、脚を可動させるのに
とても重要な関節です。
身体の関節に生じる異状としてはとても症状の多い部位であり、その原因としては筋肉性の障害、また体幹の歪みや骨盤の捻じれから起こるバランス性の問題、また他の障害からの放散通などさまざま考えられます。


また、膝のO脚やX脚、または足底部の障害が股関節への関連痛を引き起こすことも多いのです。
病理的障害としてはリウマチや変形性股関節症、また股関節脱臼などがあげられます。

ここでは、筋肉性からくる障害として内転筋痛、梨状筋症候群、腸脛靭帯炎、また他の原因からの放散痛として骨盤捻挫をとりあげます。


パターン1「内転筋炎」


大腿部の内側には大内転筋や、長内転筋といった大きな筋肉が
存在するが、この筋肉が硬縮、炎症を起こすと大腿の内部から
鼠蹊部または股関節への痛みを発症する。

安静及びアイシング等の対処が必要になります。
その後、股関節の可動調整や下腿部からのバランス調整そして左右の下肢の調整などが絶対条件になってきます。


パターン2「内転筋炎」


内転筋炎

パターン3「骨盤捻挫」

腰椎捻挫・骨盤捻挫の部位でも述べたように、関節を形成する各靭帯が捻挫を起こすと骨盤部に発症した痛みは骨盤部まで広がる事があります。
また、骨盤の不安定性が、股関節への可動性異状を起こし、股関節の痛みとして発症する場合もあるのです。 


対処法について

骨盤の安定として骨盤ベルトなどの装着、各硬縮部の筋肉の弛緩やアイシングが必要です。


パターン4「腸脛靭帯炎」


足の大腿部の外側には足の安定化をはかる靭帯組織が存
在するが、その上部は大腿筋膜張筋へとつながっています。
スポーツなどの足を大きく動かす動作の際にこの大腿筋膜張筋が硬縮をすると、大腿部が大転子とこすれあい炎症を引きおこします。
特にランナーなどのスポーツ選手に多いといわれます。
ちなみに高橋尚子選手が世界選手権に出場できなかったときの股関節の痛みの原因ががこの症状です。


対処法について

一時運動を休止し、安静が必要です。
また同時に炎症がある場合は、アイシングがかかせません。
大腿筋膜張筋を弛緩さす為の超音波療法やマッサージ、またストレッチなども効果的です。


パターン5「変形性股関節症」


原因について


女性は男性に比べ関節が緩く周囲の筋肉も弱い事、また骨盤が
横に広いので中心線から遠くなり大きな力がかかる事などが原因で、関節軟骨がすり減り大腿骨頭が変形しやすいのです。

骨密度や、骨の柔軟性、ホルモンのバランスの異常、骨盤や
脊柱の歪み、足の形成の異常などが原因です。


症状について


股関節の痛みがあり体重がかかると特に痛みます。
股関節の可動性が減少し、伸びにくく、曲がりにくくなります。


対処法について

手術が必要な場合もありますが、最も重要なのは骨盤の歪みの調整や片脚にかかる体重負荷をバランス調節により軽減させ、股関節の可動域を高めて血液循環を盛んにする事が重要です。


パターン6「先天性股関節脱臼」


原因について

不明 圧倒的に女性に多い病気です。
生まれた時に大腿骨頭が寛骨臼の外に脱臼している病気で、生後3カ月前後での発見が重要です。


症状について


赤ちゃんは痛みもなく泣かない事が多いですが、
脱臼している側の足が短く、太もものしわの数や位置が違う
ケースがあります。


対処法について

早急に病院にて処置をしてください。


パターン7「ペルテス病」


原因について

※原因は不明
股関節を構成している大腿骨の骨頭部分への血流の流れが悪くなり、大腿骨頭の一部が破壊される病気で、主に5~8歳頃の男の子に発症しやすい病気です。


症状について


熱はないのに運動の後で足を引きずったり股の付け根や太ももを痛がります。痛みや引きずりは少し休むと取れますが、よく見ると太ももの筋肉がやせていたり、あぐらがかけなかったりする事があります。


対処法について

この病気は大腿骨頭がどんどん崩れていきますが、2~3年以内に必ず元のように回復するので
心配ありませんが、進行する間に股関節に体重をかけていると大腿骨頭に変形をのこしたまま治る
ので、できるだけ崩れが少なくすむように一定期間体重を股関節にかけないでいることが必要です。
変形を残すと手術をして治す必要もありますので、早期発見・早期治療開始が望ましいです。

膝の痛み


膝は平地を歩いているときでも体重の約3倍、走っているときには約10倍、階段の上り下りでは約7倍の荷重がかかります。
このように膝関節は常に大きな負担が加わるために障害が発生しやすい部位なのです。
原因としては、労働やスポーツなどによる負担や衝撃、また急激な肥満や老化もあげられます。
また、膝の障害には足底のアーチの減少などもその一つとしてあげられ、歩行の良し悪し、また靴などの選択もこの原因の一つにあげられます。


パターン1「変形性膝関節症」


老化や運動不足などで、膝を支える筋肉が衰えることや、急激な体重の増加や姿勢の悪さ、また運動や労働による過激な膝への負担により、膝の軟骨がすり減ってしまい膝関節の骨同士が直接こすれあうことからその破片が関節の滑膜を刺激し、炎症を起こし、強い痛みが生じる。
症状は、正座が出来ない、階段の上り下りで痛い、膝の曲げ伸ばしが制限されるなどがありますが、初期の症状として歩き初めや椅子から立ち上がるようなときに痛み、動き出すとその痛みが消失することが多くみられます。


対処法について

安静が最大の治療法と考えられていましたが、現在では膝への負担を限りなく軽減しながら、膝関節を可動したり、また膝周辺の筋肉を強化する事が最大の対処法といわれています。


パターン2「大腿膝蓋症候群」

スポーツや過激な労働などで膝に負担をかけすぎたり、大腿四頭筋の硬縮、また大腿四頭筋の中の内側広筋などの筋力低下で、膝蓋骨のスムーズな動きが阻害されることにより、膝蓋骨と大腿骨が接触し、痛みを生じます。
炎症が続くと、関節包の中に過剰に水分が貯留され、俗に水が溜まる状態を引き起こすのです。


対処法について

大腿四頭筋などの筋肉の弛緩、また内側広筋などの筋力アップ、関節腔を広げる事も、効果的な療法の1つです。


パターン3「鵞足筋炎」

膝の内側には鵞足筋とよばれる三本の筋肉の集まった部位があります。
この筋肉が度重なる膝の曲げ伸ばしや、無理な回旋や、負担が加わると、こすれあい炎症を起こし、膝の痛みとなり発症します。
症状としては膝の内側側副靭帯炎とよく似ており、もしこの部位がはれているなら、鵞足筋滑液包炎を疑います。


パターン4「膝蓋骨軟化症(ランナー膝)」

膝蓋骨軟化症は、若い女性を中心に問題となる症状の一つです。
大腿骨と膝蓋骨のあいだにある関節の障害で、スポーツなどの負担により膝を使いすぎることが原因だといわれます。
膝蓋骨の関節軟骨が柔らかくなり、表面がガサガサになり、膝の裏の痛みや膝折れ、運動後の激しいうずき、階段の上り下りや、ランニング、ジャンプ、しゃがんだ時の痛みを引き起こす事が症状です。
長距離ランナーに多く見られることから、別名ランナー膝とよばれます。


対処法について

安静にし、強い痛みが起きている場合はその炎症をとるためにアイシングなどを使用します。
治療としては、まず膝関節の安定化をはかるため、大腿四頭筋やハムストリング筋群の筋力強化が必要となります。
また引き続きスポーツなどを継続する場合には、膝蓋骨の動きを安定させるテーピングや膝のサポーターも必要となってくるかもしれません。


パターン5「オスグッドシュレッダーシンドローム(オスグッド病)」




原因について

この症状は成長期(小・中・高校生に多い)に発生しやすい症状であり、過剰な運動や筋肉性の異常、膝の曲げ伸ばし使いすぎなどにより大腿四頭筋が一つにまとまった膝蓋靭帯に異常な負担がかかり、その膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面の剥離が起こることにより痛みを引き起こす症状です。
またこの症状はその原因からジャンパー膝などと同時に併発する事も考えられます。
治りかけた脛骨粗面が再び剥離することを繰り返していくとこの部分に結節ができ膝の下辺りに骨が隆起してくるような症状が見られます。


症状について

①ピンポイントの痛み
②熱感
③大腿四頭筋が硬い
④スクワット45度の位置(大腿四頭筋の収縮)で痛み


対処法について

まずは膝の安静が重要であり、屈伸や正座、山登りや階段の上り下り、過激なスポーツなど膝に負担となる動作を控える必要があります。
またこの症状を引き起こす最大の原因は大腿四頭筋の硬縮により、膝蓋靭帯にストレスが加えられる事でありそれにより膝蓋骨と大腿骨の間でも炎症が起きます。
したがい、大腿四頭筋を緩めたり、片脚にかかる負担を減らすために体幹のバランスを整えてやる事や、足底から骨盤にかけての関節可動調整が必要になってきます。


パターン6「ジャンパー膝」


オスグッド病のところでも述べたように、症状原因ともとてもよく似ています。
ジャンプ動作などの膝の曲げ伸ばし運動を繰り返し行なうことにより、大腿四頭筋が集まる膝蓋靭帯への負担が強く加わり、膝蓋骨と膝蓋靭帯の付着部位に炎症が発生し痛みを引き起こす膝蓋靭帯炎です。


症状について

オスグッド病と原因・痛みともよく似ています。


対処法について

オスグッド病と同じ治療・対処が必要です。


パターン7「間接内遊離症(間接ねずみ)」



原因・症状について

骨や関節軟骨が剥がれおち関節内を動き回り、時に膝の曲げ伸ばしが突然ロッキングされたり痛みの場所や程度が色々変化する事から関節ねずみと呼ばれます。


対処法について

遊離体が大きければ手術で取り除きますが小さければ放置する事もあります。
変形性膝関節症の予備軍になる可能性もあります。


パターン8「二分膝蓋骨(有痛性分裂膝蓋骨)」



原因・症状について

発祥時期は小学校高学年から中学3年生頃まででありほとんどの場合は痛みを感じることなく日常生活を送ることができますが、過度のスポーツにより大腿四頭筋(特に外側広筋)の硬縮にて膝蓋骨が牽引され、痛みを生じます。
走行時痛やジャンプ時痛などの症状を訴える場合が多くランナー膝やジャンパー膝などと症状が似ています。


対処法について

繰り返し痛みを引き起こすようなことがあれば手術が必要になるかもしれません。


パターン9「半月板損傷」

大腿骨の脛骨との間にある半月板が強い負荷や外部からの衝撃により、損傷を受けたことによるものであり、症状によっては強いハレや出血をともなうこともあります。
膝関節は縦方向への曲げ伸ばしを前提に形成されていますが、横への捻じれにはとても弱いのです。
また、膝が曲がった状態では半月板は少し前方に移動し外部からの衝撃を受けやすいと言われています。
軽度な損傷であれば、保存での回復が見込めますが、大きな障害の場合は手術が必要かもしれません。


パターン10「靭帯損傷」

膝関節には前十字靭帯、後十字靭帯、外側側副靭帯、内側側副靭帯などの人体があり、膝関節の安定化を担っていますが、膝本来の動きである縦方向への曲げ伸ばし以外の捻じれた運動が加わることにより、その靭帯が炎症及び断裂を起こす事があります。
この場合、時には出血をともない、24時間以内に著名に腫れ上がる事があるといわれています。

O脚とX脚


O脚とは気をつけをして足の内側のくるぶしを引っ付け立位になったときに、膝に隙間ができるいわゆるOの字になった状態をいいます。
逆にX脚とは、膝はくっついていても足の内側のくるぶしが開かずいわゆるXの字になっている状態をいいます。
この症状には先天的な原因と後天的な原因がありますが、ほとんどのケース、後天的な原因が多いと考えられます。
その問題は筋力の低下や骨のゆがみにありますが、それを引き起こす根本的な原因には姿勢の悪さ歩き方の問題、靴の履き方、運動不足などがあげられます。


人間の大腿部には内側に大内転筋や円内転筋という太ももを内側に引き寄せる強い筋肉がありますが、一般的に日本人はこの筋肉の発達があまり見られないと考えられ、この
筋肉の低下がまず一つの要因を作ります。
もう一つの要因は、土踏まずなどを形成している足のアーチです。人間の足のアーチは全体重を支える意味でもとても重要であり、このアーチが崩れてきたりずれてしまうと踵の骨が内側に傾いたり外側に傾いたりしてしまいます。
この影響で膝から下の部分(下腿部)が内側に回旋をしたり外側に回旋をする身体の異状を作るのです。
これこそが、O脚・X脚のメカニズムでありこの症状を改善するには治療だけでは不可能です。日々の生活の改善、またエクササイズそして治療この3本柱で治していく事が一番確実で一番早くO脚・X脚の改善につながるわけです。



ふくらはぎの痛み


ふくらはぎの痛みはその筋肉の使い方から、スポーツ障害が原因と考えられる事がとても多く、アキレス腱炎、腓腹筋炎、肉離れ、足がつるなどの症状が考えられます。


パターン1「アキレス腱炎」

スポーツの性質上、酷使されることの多いアキレス腱は常に小さな断裂と再生を繰り返しています。
この小さな断裂こそがアキレス腱炎の原因であり、運動による酷使の繰り返しと疲労の蓄積によって発生します。
この断裂が再生する過程で組織が炎症を起こしアキレス腱部の痛みとなって発症するのです。
また、アキレス腱にはアキレス腱断裂がありますが、この状態よりも軽い症状と考えられ、ジャンプなどの足に負担がかかるような動作で特に痛む事が多く、症状が悪化すると足を動かすだけでも痛みの発症がみられることがあります。


対処法について

患部のアイシング、またアキレス腱を形成している腓腹筋やヒラメ筋のストレッチをこまめに行うと再発の防止にもつながります。


パターン2「腓腹筋炎」

腓腹筋はアキレス腱を形成している下腿三頭筋の2つの筋肉の内のもう一つの筋肉であり、踵骨とよばれる踵の部位から、アキレス腱を形成しながら膝をまたいで大腿の両側に起始しています。
この膝近くの部位で炎症が起きると、腓腹筋炎を疑い、時にはこの付着部位が剥離断裂を引き起こす事もしばしばあります。


対処法について

アキレス腱炎と全く同じと考えられます。


パターン3「肉離れ」

足に起こる肉離れは、筋肉の摩擦などから起こる足がつる症状と間違われやすいスポーツ障害といえますが、それとは比べ物にならないほどやっかいな原因を抱えています。肉離れは大腿の筋肉であるハムストリング筋群やふくらはぎの腓腹筋が断裂することで発生しますが肉離れの原因となる筋肉の部分断裂は筋肉痛でもしばしば見られます。
しかし、筋肉痛の場合は筋肉組織を形構成する筋繊維が断裂しているもので、肉離れのように筋肉組織が部分断裂を起こすものとは比べ物にならないといえます。
症状としては、患部の激痛です。
また、歩行困難になることもしばしばみられ、炎症が起こります。
早急な対処が必要で、安静、冷却、圧迫、そして患部を心臓より上に上げるという応急処置が必要となってきます。
軽度であれば、筋肉の弛緩や超音波療法、ストレッチなどで回復しますが、完全に断裂が生じている場合は手術も必要となってきます。


パターン4「足がつる(こむらがえり)」

足がつる症状は筋肉の収縮異状から発症します。
筋肉の収縮には、脳からの伝達が必要で、脳からの伝達は筋内組織にある感覚受容器(筋紡錘 ゴルジ腱)がキャッチし筋肉をスムーズに伸ばしたり縮めたりするのです。
しかし、足の疲労などで筋繊維内に乳酸などの疲労性物質が溜まったり、筋肉への水分補給が足りなかったり、カルシウムなどのミネラル不足が起こってくると、この神経伝達がスムーズにいかずパニックを起こしてしまうのです。
また急に筋肉を使ったり、熱中症なども足がつる原因となります。
病理的なものでは、椎間板ヘルニア等による坐骨神経障害なども足をつるなどの症状を発症する事があるといわれています。


対処法について

とにかくストレッチでつった筋肉を伸ばすことです。
極度に足がつった場合には肉離れを起こすような炎症等の障害を引き起こすのでアイシングが必要かもしれません。
また、ミネラルやビタミンなどの栄養補給、クエン酸などを含めた水分補給も欠かせません。

足の痛み


閉塞性動脈硬化ならびに急性動脈閉塞症


閉塞性動脈硬化は、動脈硬化が徐々に進行して起こる下肢動脈の病気ですが、急に下肢動脈に血栓が詰まってしまう病気があります。
これを急性動脈閉塞症と言います。
急に下肢の血流が途絶えるため、下肢の痛み・脱力・麻痺感覚低下、色調変化(紫色になる)などの症状が出ます。

※このようなケースには足背動脈の触診を頻繁に行い両足の脈の強弱に大きな変化があるのか、ないのかと調べる必要があります。
もし左右での大きな違いが分かるようなら早急に専門病院への受診をおすすめします。

足裏の痛み


足底筋膜炎

足の裏側には足底筋膜という膜があり、体重などの衝撃を吸収するバネの役目をしています。スポーツや仕事などで足を使いすぎると、この部分に炎症が起こり痛みを発生します。
足のアーチが偏平になったり、またハイアーチなどもこの原因の一つと考えられており朝一足裏にピキッと切れるような痛みを感じることが多いのです。


対処法について

足裏からふくらはぎ、大腿部の裏までしっかりストレッチをし、冷却と温熱などを繰り返し筋肉の弛緩をし、疲労性物質の排除を促します。

外反母趾


女性に多く見られ、母指中足指節関節が外側へ外反している状態を言います。
同時に内反小趾も引きおこしやすくなります。
ひどくなると関節部の変形や炎症がおき、腫れ上がることもあるのです。
原因にはいくか考えられますが、最大の原因は足のアーチを形成している筋力の低下や足のアーチ、特に横足弓の減少が考えられます。
また、歩行の状態やつま先のとがった靴などを長期にわたり使用していることもこの症状の原因と考えられます。
早期の外反母趾であれば、筋力トレーニングやテーピングまたシューズの改善等で治す
ことが可能です。
外反母趾は指の痛みだけにとどまらず体幹を支えている足に力が入らずバランスを保てなくなると膝や股関節、また腰や肩や首などへの症状も併発することも多いので要注意の疾患です。


肩の障害


パターン1「野球肩」


いわゆる野球肩とは、野球の投球動作に似たスポーツ全般によって起こる肩の障害をいいます。
バレーボールやハンドボール、バスケットボール、バドミントンテニスなどでの肩の障害は同じ原因だと考えられます。
これらのスポーツの一連の動作は以下の5つの動作に分かれます。

1.ワインドアップ期…投球動作に入るまで
2.コッキング期…肩が最大に外転、外旋する時期まで
3.加速期…ボールを投げ始め、手を離すまでの動作
4.リリース期…ボールが手から離れ腕の動きが急速に減速される時期まで
5.フォロースロー期 … ボールを投げ終え、投球動作が終わるまで


5つの動作における障害

1.ワインドアップ期
ワインドアップ期は、下半身が主導の動作です。肩の障害は全く起きません。

2.コッキング期
コッキング期では、肩関節に外転、外旋動作が強制されるため、肩の前方の筋肉(三角筋前部、上腕二頭筋長頭腱、棘上筋)などにストレスが加わります。
この為、三角筋炎、棘上筋炎、上腕二頭筋長頭腱炎、インピンジメントシンドロームが発生しやすくなります。

3.加速期~4.リリース期
この時期は、最もスピーディーな動作が要求され、肩関節は外転、内旋運動を強いられ、様々な障害の元となります。
三角筋や棘上、棘下、小円筋などのインナーマッスル筋、または腱板、そしてそれらが肩峰下渇液包や鳥口肩峰靭帯により圧迫を受け、いわゆる腱板損傷、インピンジメントシンドロームが発生しやすくなります。
また、幼児においては、上腕骨近位骨端線離解( リトルリーガーショルダー)を発症しやすくします。

5.フォロースロー期 
この時期では、上腕三頭筋の収縮により腕は前方へ振り出されるため、肩の腱板や肩の後面が引き伸ばされます。
この為、上腕三頭筋炎や渇液包や関節唇(ベネット病変)を損傷しやすくなります。
以上のように、肩はそれぞれの動きにより様々な障害が発生します。
それらのほとんどが筋肉の付着部においての炎症であったり、またインピンジメントシンドローム(挟み込み症候群)などを引きおこすのです。


対処法について

まずは運動を中止し安静です。
そしてアイシングや超音波療法などでその損傷部位の炎症などを抑えます。
痛みの軽減と共に、筋力アップ特にインナーマッスル筋等の正確なトレーニングが要求されます。


パターン2「インピンジメントシンドローム」


肩の使いすぎや激しいスポーツなどで肩峰下渇液包とインナーマッスル筋とで構成される腱板とが炎症を起こし、これらが鳥口肩峰アーチと衝突することにより肩の強い痛みを引きおこします。インピンジメントシンドロームは年齢を問わず発生しますが、特に20歳から50歳代のスポーツに関与する動作でよく見られます。
この症状も一般の五十肩や野球肩などと同じくインナーマッスル筋の低下や肩への負担、また姿勢の悪さなどが大きな要因となってきます。


パターン3「石灰沈着性腱板炎」



原因について

肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶により、肩の上げ下げの動作時にその結晶が筋肉や滑液胞などにはさまれ炎症を起こします。
40~50歳代の女性に多くみられる症状であり、インピンジメントシンドロームとも良く似ています。


症状について

夜間に突然激烈な肩の痛みにおそわれ睡眠が妨げられたり、肩を動かす事が出来なくなります。


対処法について

石灰の摘出は最も有効です。


パターン4「上腕二頭筋腱炎及び断裂」



原因について

重い物を持ち上げる為に上腕二頭筋は収縮しますが、結節間溝の部分で折り曲げられ激しいストレスが加えられます。
この時ストレスに耐えられるのは、筋肉の状態が良好な時だけです。
もし過度の疲労や高齢により疁原線維が変性すればわずかな力でも断裂してしまいます。


症状について

肩の激しい痛みや、腕を上げる事が出来なくなり、断裂した場合は上腕部にボール状の筋肉収縮の痕ができます。


パターン5「SLAP損傷 (スラップ損傷)」

肩関節に負担の起こりやすいスポーツ障害の一つであり、肩関節部に存在する上腕二頭筋炎付着部が剥離あるいは断裂することをいいます。
別名、上方肩関節唇損傷ともよばれます。


パターン6「ベネット損傷」

肩関節下後下方にできる骨棘です。
野球歴の長い選手に多く見られます。
長期にわたる投球動作等により上腕三頭筋長頭に繰り返し力が加わった結果それらの起始部などに骨増殖がおこり、骨棘が発生すると考えられています。

五十肩


40歳代以降によく発生し、肩関節周囲炎と呼ばれる。
この中には腱板断裂や石灰沈着性腱板炎なども見られるので、その区別をすることが必要となる。
原因は明確にはなってはいませんが、最も考えられる事は肩関節の動きをリードするインナーマッスル筋の筋力低下及び疲労等と力の強いアウターマッスル筋との関係に微妙な誤差を生じ、腕を上げるときに肩峰の下で腱板などが圧迫されてしまう肩峰下渇液包炎やインピンジメントシンドローム(挟み込み症候群)などが考えられます。
症状は時に安静にしていても痛みがでることもあり、腕を容易にあげたり後ろへ伸ばすような動作が出来なくなります。
この動作には先ほど述べたそれぞれの筋肉との関係やまた肩を上げる上で絶対に必要な肩甲骨の可動性が重要だが、この減少がよくみられる症状である。
長期にわたる背骨への負荷、またスポーツや労働などでの激しい動き、そして背中を丸めたような姿勢の不摂生が原因の一つとも考えられています。

背中の痛み・ハリ


背中の痛みやハリには、腰痛や肩こりなどと同じように長期にわたり背中をまるめているような悪い姿勢や身体に負担のある労働などからくる筋肉の緊張や血行不良、また背骨の歪みなどから発症するケースがあります。
また、野球やゴルフなどのようなスポーツで行なわれるオーバーユース(片側の回旋運動)により、急性の背骨のズレや、また周辺の靭帯や筋肉の損傷が痛みを誘発する場合もあるのです。
その他には、様々な内科系の内臓疾患からも背中の痛みやハリをともなうことがよくあります。
風邪やストレス、過労などから発症する場合も多くみられます。
一般的に、日常生活の中で背骨を前に曲げることは多いのですが、反らすことはほとんどなく、背中の異状は常に前かがみの状況からきている患者が多いと思われます。



対処法について

まず、股関節部から腰部、そして背部にかけての筋肉の弛緩や血流を促進します。
そして、強い痛みがある場合は局部のアイシングが必要となります。
痛みの軽減にともない、体幹の背骨を正中ライン上に戻す治療が不可欠となってきますが、内臓疾患系の場合は病院での治療が必要となります。

背中、肋骨の痛み


パターン1「肋間神経痛」



症状について

肋骨の痛み、特に呼吸時や身体をねじった時に痛みを感じ、その痛みが腕にまで及ぶこともあります。


原因について

痛みが軽い場合はストレス、疲労、脊髄神経圧迫、筋肉性の炎症が考えられ、痛みが強く、うずくような場合は、胸膜炎、肺炎、肺ガンなども考えらます。


対処法について

軽い場合は身体の歪みや胸椎のズレの調整が必要だったり筋肉性の場合はアイシングや、血液循環を盛んにしてあげる必要があります。


パターン2「胸膜炎」



症状について

激しい胸や背中の痛み、また咳や呼吸困難、発熱を伴う事もあります。


原因について

肺の外部を覆う胸膜の炎症で、ほとんどはガン、結核、肺炎などの後に発症する事が多いです。


対処法について

至急病院でしかるべき処置をとって下さい。


パターン3「髄膜炎」



症状について

激しい胸や背中の痛み、また発熱を伴う事もあり、首や身体を曲げるとその痛みが増強しやすいです。


原因について

脊髄を包む髄膜が細菌やウイルスにより炎症を起こし、痛みや発熱を起こします。
子供によくみられる症状です。


対処法について

至急病院でしかるべき処置をとって下さい。

肘の痛み


肘の痛みには腱部の損傷及び炎症や靭帯損傷などがありますが、
今回は筋肉の炎症及び損傷による2つのパターンを紹介します。


パターン1「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」

手首をそらすときに使われるさまざまな筋肉は、肘の外側(外側上顆)に付着していますがこの動作を繰り返したり、筋肉に大きなストレスが入ったり疲労が重なると、その部位で腱部が傷んだりまた摩擦で痛みを生じることがあります。
一般的にテニス肘とも呼ばれますが、他のスポーツでもよく起こる症状です。
特にテニスのようなラケットを扱うスポーツなどでの負担は大きく、時には物を持ち上げたりコップを持ち上げる動作だけでも強い痛みを生じることがあります。


パターン2「ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)」

手首を曲げる動作に使われるさまざまな筋肉は、肘の内側(内側上顆)に付着しています。
これらの動作が繰り返されたり、この筋肉に大きなストレスが生じるとその筋肉が損傷を起こしたりまた摩擦を起こし炎症を繰り返します。
時には骨膜がはがれ、剥離骨折をし出血をともなうこともあり、これが繰り返されるとその部位に結節がたまりもりあがってきます。
手のひらで何かをつかむような動作、また野球や槍投げ、ゴルフなどのスイングで痛むことも多いが、朝方の強い痛みやさほど重くないものを持ちあげた時にも強く痛むことがあります。


対処法について

テニス肘もゴルフ肘も直接的原因は“手根伸筋郡”“手根屈筋郡”また回外筋、回内筋などが上腕骨外側上顆や上腕骨内側上顆ですれあい炎症をもたらすものですが、それら多くの患者様の身体の状態を診ると上腕部の上腕二頭筋や上腕三頭筋また、僧帽筋や
三角筋、大胸筋などにも強い張り感を持っていたり、首から肩、肘、手根などすべての関節可動域が減少しているケースがみられます。
これらの筋肉を緩め、各関節に可動調整を行い患部の炎症を取り除いていきます。

手首の痛み


パターン1「腱鞘炎(バネ指)」


腱とは筋肉が骨についている部位(一般的にスジと呼ばれる)を指しますが、この腱は腱鞘というトンネルの中で伸び縮みを繰り返しています。

この腱と腱鞘の間で炎症が起きた症状を腱鞘炎と呼びます。

①ばね指(弾発指)
手指の屈筋腱に起きます。(すべての指)

②デケルベン氏病
手首の親指側に起きます。


原因について

人間の関節を動かすのは筋肉ですが、筋肉が骨に付着する部分を腱とよびます。
この腱の浮き上がりをおさえるため、腱は腱鞘というトンネルの中を通っておりこの腱と腱鞘との間に起きた炎症を腱鞘炎といいます。
最も一般的なものは狭窄性腱鞘炎であり、その部位の関節部の使いすぎが原因と考えられます。
使いすぎ(ペンを持つ仕事、家事、楽器演奏者、赤ちゃん抱っこ)出産後や更年期(女性ホルモンの変化)リウマチ、また、この症状は重度になると手術なども必要となってきますが、一般的には安静、各筋肉への弛緩、収縮性の正常化などが一番の対処療法とされています。


対処法について

一番は安静です。
痛みが強ければアイシングや温熱療法が必要です。
また、血液の循環を盛んにして炎症物質を洗い流す事も大事です。(特に前腕筋、上腕二頭筋)


パターン2「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)」


テニスやバトミントンなどのラケットスポーツをする選手に多くみられる症状で、フォアハンドストロークやトップスピンをかけた時に圧縮力がかかり受傷するケースがあります。
臨床的には野球でバットを振る・ゴルフでクラブを振る。
また長時間の赤ちゃんの抱っこ、日々重い荷物を運ぶ、また床に手を強く衝いた時などの外傷性発症も多くみられるような気がします。
症状は手首を返す動作の制限や小指側に傾けた時(尺屈時)に痛みが発症します。
握力低下もまれではありません。


原因について

手首の安定性を保ってくれる靭帯や関節円板を痛めてしまう事です。
①尺骨三角骨靭帯
②尺骨月状骨靭帯
③掌側橈尺靭帯
④背側橈尺靭帯
⑤関節円板
⑥尺側側副靭帯
⑦三角靭帯
【7つの複合体の総称をTriangularFibroCartilageComplex『TFCC』と言います】
TFCC損傷は軟骨成分の為レントゲン診断では発見しにくい症状です。
一般的には安静(固定療法)が用いられています。


対処法について


一番は安静です。
痛みが強ければアイシングや超音波療法なども必要です。
また血流の循環を盛んにして炎症物質を洗い流したり、7つの靭帯に負担をかけないように肩甲胸郭関節や上橈尺関節、橈骨手根関節などのモービリゼーションも施します。

腕、手の痛み・しびれ


腕から手にかけての痛み、しびれ、うずきなどの症状には神経の圧迫異状が考えられ、頚椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群、手根管症候群の3つの原因があげられます。


パターン1「頚椎椎間板ヘルニア」


頚椎椎間板ヘルニア

パターン2「胸郭出口症候群」


胸郭出口とは人間の胸の辺りをさすが、この部位を通り手の方には神経や血管が通っています。
これらを筋肉や骨などが圧迫し、指や手のしびれ、冷感、脱力感、チアノーゼ状態を引きおこす症状です。
詳しく説明すると、手に通じる神経や腋下動脈は前・中斜角筋の隙間を通り、第一肋骨と鎖骨の下をすりぬけ、小胸筋の下方から手の先へと流れ込んでいます。
これらの筋肉の硬縮やまた、背骨や体幹を形成している骨格の歪みにより圧迫されるとその症状を発症します。
一般的に椎間板ヘルニアのような強い症状には至らないことが多いが、丸まった姿勢を長時間とり続けているような人、また細やかな作業や重い荷物などを持つ仕事に従事している人、そして長時間にわたり子供を抱き続けるといった動作により発症している患者さんが多くみられます。


対処法について

背骨から体幹の骨格の調整を行い、各筋肉の弛緩をすることが最重要です。


パターン3「手根管症候群」


手首には手根骨と手根横靭帯で形成されるトンネルがあるが、これを手根管と呼びます。
この中には正中神経が通り、原因は明確にはなっていないが、この手根骨等のズレやリュウマチなどによる滑膜炎などが原因でこの神経を圧迫し、手首や小指を除いた指などへの痛み感やしびれ感を引きおこすのです。またこの症状は女性に多く発症し、生理中・妊娠中などの関節がゆるくなった時期や閉経後に発症するので女性ホルモン等にも関係すると言われています。
一般に、手・指にかけてのしびれやは頚部の椎間板ヘルニアなどと間違われやすいので、正確な検査が必要です。手根管症候群と判明すれば、まずは手根骨の調節が絶対条件となります。


パターン4「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」


小指と薬指の感覚、また指を伸ばす・閉じる・開くなど手指の筋肉を支配する尺骨神経が肘部管(トンネル)で圧迫や引き延ばしを受けて発生します。
初期症状は小指・薬指のしびれ感です。
症状が進行するにつれて手の筋肉が痩せたり小指・薬指が伸びない鉤爪変型(あるいは鷲手変形)が起こります。
筋力が低下すると指の開閉運動ができなくなり握力も低下します。


原因について

骨が隆起する骨棘
靭帯の肥厚
ガングリオン嚢腫や腫瘍・腫瘤
骨折が原因の肘の変形
長時間、肘を曲げ続ける
野球や柔道などのスポーツによる肘の酷使
など様々です。


対処法について


骨折・脱臼などの外傷や腫瘤は早期に手術が必要です。
手術を行わない場合は安静にすること。
当院では肘関節の可動調整・肘部管付近の深部筋に高電圧療法(ハイボルテージ)を行い弛緩します。
その後、肘関節の動きに関わる首・肩・手根関節の調整及び、周囲の筋肉を緩めることが症状の改善には必要だと考えております。

不眠


睡眠時間には個人差がありナポレオンの3時間睡眠は有名な逸話
ですが、短時間でもぐっすり眠れる人と8時間以上眠れないとダ
メだという人など様々です。

不眠のタイプには3タイプあり

①寝つきが悪く、眠ろうとすればするほど眠れなくなるタイプ

②眠りが浅くすぐに目が覚め夢をよくみるタイプ

③朝早く目が覚め、一度目が覚めると寝れないタイプ

原因にはいくつかありますが、肩こりや首痛、顎の関節異状、疲労、生活の不摂生などといった背骨や
肉体的な問題から発症する場合と緊張や不安、またストレスや自律神経失調症などから起こる場合が
あります。

内臓疾患


パターン1「回盲弁症候群」


回盲弁とは

小腸と大腸のつなぎ目にあり、1方向だけに聞く弁で、その役割は小腸から大腸へ送られる「便(うんち)」の元が逆流しないように抑える事です。
この弁の開閉機能がおかしくなることで、血中に毒素が漏れ出てしまい、様々な症状を引き起こす原因となってしまいます。
機能障害には2パターンあって、開きっぱなしになる『オープン型』と閉じっぱなしになる『クローズ型』ですが、、回盲弁症候群の9割は、オープン型と言われています。
オープン型は朝、クローズ型は夜に調子が悪くなる傾向にあるようです。


症状について

  • 朝起きるのがつらい・午前中いっぱい調子が悪い
  • 二度寝をするとかえって調子が悪い・寝れば寝るほど調子が悪い
  • 運動をすると胸が痛む
  • 動悸がする・みぞおちや心臓の周りが痛い
  • メニエルのような症状がある。
  • 午後めまいや立ちくらみがある
  • 偏頭痛がある
  • 右肩の痛みや腰痛がある
  • 耳鳴りがする
  • 副鼻腔炎のような症状がある
  • 突然喉が渇く
  • 目の下に黒ずみがある
  • 肌荒れがある
  • 原因不明の身体の痛みやむくみがある
  • 消化不良・ガスがたまる
  • 風邪のような症状がある

対処法について

A 筋肉、骨格系のバランス調整
・骨盤矯正
・頚椎、胸椎の矯正
・MMS療法
B 精神的改善
・ストレスの緩和
・呼吸法
・睡眠の向上
C 食事の改善
・消化の良い食事
・刺激物の摂りすぎに注意
・ミネラルの摂取
・脂肪分を減らす
・早食いをしない


内臓疾患と背骨

一般的に内臓疾患というと病気、病院としか一般の方はイメージに沸かないと思いますが、人間の身体の内臓は自律神経支配によるものがほとんどです。
しかし、背骨の中を通る脊髄からの神経伝達も各内臓へは関与をしているのです。
股関節から骨盤また腰や背中等に大きな歪みなどが起こってくると、これらの神経を圧迫し、内臓の働きを阻害する可能性が考えられます。
一般的に、内臓系の弱い人に姿勢のあまり良くない人が多いのも頷ける話です。
ただ、内臓疾患の全ては背骨からきているわけではなくて、背骨を正す治療は本来内臓疾患の予防として考えるテーマだと我々は受け止めています。

自律神経失調症

自律神経とは交感神経と副交感神経の二つに分類され、自分の意思などではコントロールできない自動的に働く神経のことを指します。
主に、内臓全般を動かしており、自律神経失調症の症状は病気やさまざまな内臓疾患へと影響を及ぼすわけです。
ただ、一般的に言われる自律神経失調症は、自己の感情や睡眠また呼吸などに現れることも多く、発汗などにも大きく作用します。

原因としては、極度の精神的ストレスや肉体へのストレスなどが考えられますが
人の前に出て緊張し、言葉が上手くしゃべれないなども急性の自律神経異状かもしれません。

症状は 暑くもないのによく手に汗をかいたり、便秘や下痢を繰り返したり不眠症状や電気がまぶしい、過呼吸を引きおこしやすい などのさまざまな症状を発します。
また、女性などのホルモン分泌とも密接な関係があり、特に排卵、妊娠、更年期などにもよく見られる症状の一つです。
最近では、この自律神経異状が体幹の血流異常などに及び、腰痛や背中の痛みや肩こりや頭痛などを引きおこすケースも少なくありません。


対処法について

まず心身ともにリラックスすることが必要となってきます。
また、呼吸法などのこの症状緩和に役立ちます。
カイロプラクティックでは、呼吸にともなう頭蓋骨の歪みや上部頚椎のズレ、また骨盤部から肋骨部へと存在する呼吸に大きく関与する横隔膜などのストレッチなども効果的だと考えられています。

アレルギー性疾患


パターン1「アトピー性皮膚炎」


アトピーとは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症(湿疹)を伴うもので過敏症の一種です。
名前の由来は(場所が不特定)という意味のギリシャ語(アトボス)から由来しています。アトピーは、かゆみとじゅくじゅくした湿疹が悪化したり、改善したりする波を
繰り返します。
原因として、遺伝、ダニやほこりなど様々なものが挙げられていますが、これらのアレルギー源を取りのぞいてもあまり症状改善は期待できませんが、最近では高リノール酸食用油やそれを素材とする食品の摂取を控えると少し症状が軽くなるとも発表されたり
またイワシやサバなどEPAやDHAを多く含む魚をあまり摂取しないことも要因の一つだと言われております。
アトピーの代表的な治療法としては、炎症を抑えるためのステロイドを用いる手段が最善とされてはいますが、ステロイドは非常に強い作用を持つ薬であることからリバウンド現象が問題視されたり結局ステロイドでも完治することはないとも言われています。


パターン2「花粉症」

“主な症状は風邪にそっくり!”
【過去に発症のない人も注意】
幸いにして去年まで発症していなかった人も、今春になって目のかゆみを伴う、くしゃみ、鼻水
鼻づまりの症状が出たら花粉症の可能性大です。
微熱、頭痛、目・耳のかゆみ肌荒れなども花粉症が疑われます。
また、最近は子供の患者も増加傾向にあります。
子供が平熱にもかかわらず水ばなを出していたら花粉症を疑いましょう。

【免疫システムが過剰反応】
花粉症では身体の免疫システムが過剰に働くアレルギー反応の代表格です。
花粉症の人の身体に花粉が入ると異物とみなされ、身体の免疫細胞が活動を開始、化学物質のヒスタミンを放出し、その刺激によってくしゃみや鼻水などの発作が現れるのです。
遺伝要因や環境要因など様々考えられますが、あきらかにはなっていません。
一旦発作を起こすと身体が『花粉は異物である』との情報が記憶されるため完治は難しいとも言われております。




適応・対処法について

アトピーに対しても花粉症に対してもボディバランスケアセンターでは、自律神経伝達の改善、また   免疫機能の向上を最善に考え治療に当たります。なぜならこれらのアレルギー症状は全ての抗原抗体反応といえる免疫不全症候群だからです。
本来、正常であればこれらの異物(抗原)に対してヘルパーT細胞などがバランスよく反応し、マクロファージやキラーT細胞などを活性化させ、正常な免疫として働きかけるはずだからです。
総合して考えれば人間の機能が正常に働いていないことがアレルギー症状を発生するとも考えられ、カゼをひいたりインフルエンザに感染することと同じように人体そのものが疲労していたりストレスを感じ、弱っていたりするとそれらは容赦なく人間の身体に襲いかかってくることが考えられるからです。
それに対して免疫力を上げ、本来持つ自然治癒力を高めていくことによってその根本が少なからずとも改善に向かわせることが出来ると考えています。
具体的には自律神経の分岐節が多く集まる後頭下や上部胸椎、また骨盤の調整をして脊柱ラインの筋肉バランスを整える治療を行なっていきます。
そして患者様ご自身には姿勢の改善、日頃の体操・食事療法など様々なアドバイスをするよう心がけております。

足のだるさ・むくみ


パターン1「足のだるさ」

身体全体のだるさだけではなく、足のだるさを訴えてくる患者さんは近年とても増加の傾向にあります。
その原因は多くは血液やリンパなどの体液の循環の悪さ、また神経伝達の異状などから来ていることも考えられます。
特に事務やパソコンなどで長時間足を動かさず座っていると、体液の循環は著しく低下します。
足は第二の心臓とも言われますが、足に送られた血液は重力に逆らいまた心臓へと返ってこなくてはいけません。
しかしながら、足の筋肉の収縮が行なわれないとこの体液の循環はスムーズに行なわれず疲労物質の排出が上手くいかないのです。
特に、女性の筋量は男性に比べて少なく、また血管も細いため、老廃物や乳酸などの疲労性物質が溜まりやすいといわれています。


対処法について

血流促進のために、マッサージなどで筋肉の弛緩、またストレッチなどをして筋肉本来の収縮性を元に戻してやることです。
また、適度な運動、心臓より少し足を高いところにあげてやるなどの対処法が考えられます。
その他にも腎臓系や膀胱などの内臓疾患の疑いを持っている症状もみられます。


パターン2「足のむくみ」


足は身体の最下部にありますから、健康な人でも2~3時間足をずっと下にしているとむくんできます。
血液は心臓を出て、動脈を通り、さらに毛細血管から組織に達します。
そして静脈とリンパ管を通ってまた心臓に戻るのですが、むくみというのはこの過程において毛細血管から血液の水分がにじみ出て組織に溜まってしまった原因をいいます。
本来、毛細血管にはほとんど血圧がなく心臓の力だけで、この循環をスムーズに行なう事は難しく、その働きを筋肉の収縮に頼っているのですが、長時間座りっぱなしの動作をすると筋肉の収縮はなく、血液が長時間足から戻らなくなります。女性の血管は男性よりも細く、この症状が多いといわれています。
またむくみには、肝臓・腎臓・心臓などの異状から発症している場合もあるので、急にむくみがひどくなったり、トイレの回数が大幅に変化したときは病院で検査を受けたほうが安心です。


対処法について

血液の循環を促進するために筋肉へのマッサージ、筋肉の収縮をスムーズにするためにストレッチまた心臓より高い位置に足を持ち上げたり、ふくらはぎ周辺の筋肉を動かすことが考えられます。
同時に履いている靴などの影響で足への負担が高まり、むくみがでるケースや足の裏のアーチや体幹全体のバランスがこの症状を促進してしまうケースも考えられます。

冷え性


冷え性は特に手や足の先などの四肢末端が温まらず、冷たい状態をいいます。
その原因は末梢血管の血行障害によるものですが、男性より女性に多く見られる症状の一つです。
その原因としては、ホルモンなどの問題や自律神経のバランスなども考えられますが、一般的に女性は男性よりも筋量が少なく、血液の循環が衰えていることも考えられます。
男性に比べ、皮下脂肪の多い女性は一度冷えるとなかなか温まりにくい性質がある事も原因の一つかもしれません。
また、多くの腰痛症の患者に足の冷えを訴えてくる患者さんは多くこれら背骨の異状も関係しているのではないかと考えられます。


対処法について

常に血流促進を考え、適度な歩行や運動、またマッサージやストレッチなどによる筋肉収縮の正常化
そしてたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養を積極的に摂取することも必要です。

生理痛

生理のリズムは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という二つの女性ホルモンの分泌で生まれます。
一般的に生理周期は約4週間を一サイクルとし、生理が始まってからちょうど14日目に排卵がおこります。こうしたホルモンの影響によって女性の心身の状態は負担を受けることになります。
一言で生理痛といっても下腹部の鈍痛やキリキリした痛み、腰痛、頭痛、肩こりなどと同じ女性であっても、千差万別、さまざまな症状を一人一人が経験しているのです。
そして、その大きな原因に子宮内膜症や子宮筋腫などがあります。


子宮内膜症

子宮の内側には生理機能を営む膜(子宮内膜)があります。
そもそも、子宮内膜は生理開始から2~3日ではげてしまいますが、子宮内腔ははげおちた内膜で内圧があがります。
その圧力で月経血は外へ出ようとするのですが、下方はせまくて十分出ることができません。
そこで、抵抗の少ない卵管を伝わって腹腔へと逆流します。
したがって生理中にお腹の中には子宮内膜を含んだ血液がたまっています。
この血液が直腸などを刺激することにより、腰の痛みなどを訴えるケースもあります。
そして、子宮の内側にある内膜細胞などが子宮の内腔以外の場所で、増えていくようなケースを作ると子宮内膜症と呼びます。

便秘


便秘を大きく二つに分けると、腸が狭窄してしまい、その為便通が滞るケースと、腸管の機能自体が低下したために起こる(機能的便秘)があります。
日常便秘の多くは機能的な原因で起こることが多く、その多くは男性より女性に発症例が多いのです。


対処法について

積極的な水分補給や食物繊維摂取を一日三食心がけることです。
体操などの運動を常に心がけ、腹筋を鍛え、また筋肉の活動性から考えて骨盤などの歪みを調整することもとても大事だといわれています。

スポーツ選手に多い疾患


筋肉痛


筋肉痛は過度な負担が筋肉の収縮に起こり、その筋繊維の小さな断裂が原因となっていると考えられます。
筋肉痛によって発生する痛みはその損傷した筋繊維に組織が再生する過程で炎症を起こすという説と、蓄積した疲労物質である乳酸の働きであるという説があります。
症状は筋肉の収縮時に2~3日の痛みが続く性質があるため、時には日常生活さえ負担を余儀なくされる場合もあります。
筋肉痛の発生時期にはいろいろな説があり、加齢になるほど筋肉痛が遅いとも言われますが、本来は瞬発的な過激な運動をすることによって生じた筋肉痛は痛みを発生する事が早く、スローな運動により引き起こされる筋肉痛は痛みの来る周期が遅いといわれる説が正しいようです。


アイシング


アイシングには使いすぎた筋肉や関節部に生じる炎症を抑えたり、痛みの軽減に効果を発します。
アイシングには一般的に氷嚢などを利用する場合もありますが、もしそれがなければビニール袋などに氷と水を入れ、0度以下にならないように注意します。
アイスパック等のゼリー状のものは0度以下に冷やされている事があり、凍傷を引き起こす原因となるからです。
方法としては、患部に直接それらをあて、約20分間冷やします。その後30分ほどの休憩をはさみ、また20分冷やします。これらを何度も繰り返す事が必要となってきます。
炎症は長い場合、3日~1週間ほど続く事があるので患部の腫れや熱を調べながら冷やす事が必要となります。


ウォーミングアップ


オーミングアップはスポーツを行うために筋肉を適した状態に準備することに大きく役立ちます。
人間の身体は体温があるレベル以上になったときに機能が高まり、関節には関節の動きを滑らかにするための滑液が分泌されるようになってきますが、この滑液は体温がある一定の温度以上にならないと分泌されないのです。
また筋肉が収縮する為には、筋肉の中でカルシウムイオンが働かなくてはなりません。
このカルシウムイオンも身体が温まってからでないと十分に機能しない事が分かっています。

筋肉が冷めた状態でいきなり運動すると痙攣を起こしやすいのはこのカルシウムイオンが十分に働いていないからだともいわれています。
また、ウオーミングアップは心臓や血管などの循環器へも激しい運動の準備をすすめる働きもあります。
運動にはスピーディーな筋肉の収縮が必要ですが、この時酸素や栄養素がとても必要となります。
いきなりの運動ではこれらの臓器への大きな負担につながるわけです。
また、身体の隅々の細胞の血液から酸素を送るとき、ウオーミングアップが不十分であるとこの伝達に支障をきたすのです。
したがってウオーミングアップをして温まった身体よりもいきなりの運動のほうが息苦しく感じる事もこうした点に原因があるのかもしれません。


クールダウン

運動を激しく行っている最中は心臓も激しく働いて血液を送り出していますが、急に手足をストップし運動をやめると血液の流れは激しいままにその作用は一気に心臓への負担となります。
また、クールダウンをしたときの心拍数の下がり方と、急に運動をやめた時の心拍数の下がり方にも大きな違いがあり、クールダウンをした方が心拍数が下がりやすいとのデータもあります。
このように人間の身体はいきなり始まりいきなり終わることはとても難しく自分の身体の事を考えたり、スポーツそのものの成果をあげるためにウオーミングアップやクールダウンが絶対に必要となってきます。


スロートレーニング


通常の速いスクワットとスローのスクワットの筋肉の力を筋電図という装置をつかい調べると、速いスクワットでは途切れ途切れに筋肉は力を出していたのに比べ、スローなスクワットでは途切れることなくずーっと力を出し続けているのです。
筋肉が力を出し続けている状態では筋肉内の血管が圧迫され続け、血行不良が続きます。

血行不良が続くと筋肉では酸素が不足し、筋肉は無酸素運動に似た状態になります。
この為、乳酸が発生し筋肉ははれ、それが脳への信号となります。
これにより脳はスイッチが押され成長ホルモンを分泌し、その結果、筋肉は太くなるのです。
いわば、今流行のトレーニング方法 加圧トレーニングと同じような状況がスロートレーニングでは得る事ができ、スロートレーニングによる関節への負荷はとても優しいものとなり、スポーツ選手だけではなく年配者への
トレーニング方法としても最適なのです。


ストレッチ


ストレッチは筋肉の収縮性を良好な状態にすることを目的にその筋肉を引っ張って伸ばすことをいいます。
また、筋肉本来の柔軟性を高めたり、関節可動域を高める事も目的としていますが、血液やリンパも体液の流れを促進。
また新陳代謝の向上も考えられます。
ストレッチには静的ストレッチや動的ストレッチまたPNFストレッチなどがありますが、一般的には静的ストレッチが身体に負担が少ないとされ対応される事が多いのです。

その効果には様々考えられるがウオーミングアップでのストレッチは筋肉自体を温め、筋肉を良好な状態で身体を動かすことができ、クールダウンでは筋肉内にたまった乳酸などの疲労性物質を即座に洗い流したり、炎症を抑える効果もあります。
また、捻挫や肉離れなどの障害を引き起こしにくかったり、それらの症状を引き起こしたものの治癒の一環としても使われる事が多いのです。